みんなの食堂 第13回(2019年2月22日)開催レポート

みんなの食堂、第13回を開催しました。

沢山の親子や子ども達が集まりました。
17時すぎに百名を超えました。

いつも賑やかな、みんなの食堂です。

今夜のメインディッシュは、ちらし寿司。
紅、黄色、緑と、色とりどりの食材が美しい。

おひたし、さつまいも、お汁が付きました。デザートもあり。

ちらし寿司といえば、ひなまつり。
久木会館のひな人形も微笑んでいたような。

今回から進め方で、新たな工夫を取り入れました。
調理スタッフが配膳することにしたのです。

これまでは効率を考えて、調理する班と配膳する班を分けていました。そのため、調理室にいるスタッフは会場の雰囲気を見ていない状態でした。

調理スタッフが配膳すると、来場者が食事を楽しんでいる様子を直接見ることができ、意欲が高まります。

逆に、お食事に来た方は料理された方々の顔を知って安心感が生まれ、会話も始まって親密さが増します。

今回も、食材と調味料のご寄付も沢山いただきました。

  • お米(山の根 斎藤さん)
  • 干し椎茸(山の根 Jさん)
  • 油類(逗子Yさん)
  • チョコレートとラスク(フードバンク様)
  • クッキー(市役所経由で市民の方から)
  • イサキ(魚)

有難うございました。

そして、後片付けの仕方も変更しました。

食べ終わったお皿を、各自に調理室まで運んでいただく方式に変えました。これまでは手前のカウンターに食器を置いてもらっていたのです。

食べに来られた人に調理室に足を運んでもらうことで調理する側と食べる側の垣根がなくなるのと同時に、調理室に寄りがてら食器洗いに加わってくださる方が格段に増えました。

食器洗いを率先して行っていただける方がいると、調理スタッフが早めに食事できるので、とても助かるのです。今後も、皿洗い要員を募集します。

もちろん、食器洗いでは子どもたちも活躍していましたよ。

今回の食事を始めるタイミングで、私たちが考えていることについてお伝えし、来場された方と共有しました。


みんなの食堂を始めてから、一年が経ちました。当初は毎回100人分、時によっては150人分のご飯を作ることで精一杯でした。何度かの失敗をどうにか乗り越え、最近では余裕を持って皆様を迎えれるようになりました。

みんなの食堂は、関わっている方がそれぞれの想いを胸に秘めながら始まりました。いろいろと試しながら続けていくなかで、私たちが目指すところも自然と見えてきました。

「食育」に力をいれます

  • 地産地消
    (山の根の里のお野菜、自家農園のお野菜、葉山の近藤大輔さん野菜など)
  • なるべく地元の個人商店の商品を買う
  • 添加物不使用、できる限り無農薬の食材
  • 日本の家庭料理の伝承
  • 野菜中心の季節のお料理

ごみ減量に努めます

  • マイ水筒、マイ箸をご持参ください
  • ゴミのでない調理法(無農薬の場合は皮まで使っています)
  • 生ゴミは全てキエーロへ

交流を増やします

  • 多様な人との交流(家族同士、老若男女)
  • 地域の交流、顔の見える地域作り
  • 12月に開催したお話会のようなイベントも盛り込みたい
  • 毎回100食限定とする
    (100人以上の食事提供はスタッフの負担が大きい。又、席を二回転させると落ち着いて交流できない)

みんなの食堂は「街の安い食堂」ではなく、みんなで作って食べてお話しして、片付ける「参加型食堂」です。地域のいろいろなボランティアによって支えられています。

あなたも次回は「ゲスト」から「ホスト」になりませんか?

○2019年2月22日(金)
17時食事開始、18時30分頃終了

○参加人数:133名
(内訳)子ども73名、大人38名、スタッフ22名

○収支
-収入:29,630円(参加費・寄付)
-支出:25,795円(食材購入費)
-利益:3,835円 *次回以降の運営で活用します。